4.06.2011

スクランブル交差点、三日月と明日の神話

福島原発からの放射能の流出はいまだに続いている。
2011年4月6日、渋谷のスクランブル交差点は、
薄着になって肌を露出した若い女性達で賑わっている。
マスクをしている女性はあまりいない。


節電で薄暗いレンタルビデオ屋のエスカレーターはなぜか動いている。
擦れ違うエスカレーターのカップルの女性が彼氏に向かって、
「しょうがないじゃん、いやなら逃げればいいじゃん」

いつもは明るく灯っている大型モニターは漆黒の板となり、
三日月が交差点を照らしている。


被爆国である日本が、地球に放射能を流出させている。
どうしてこんな事になってしまったのか。。
どうなってしまうのか。。
この今の思いを決して忘れてはならないと思う。

岡本太郎の「明日の神話」が渋谷の街を見下ろしていた。

SIGMA DP2 ISO50