10.06.2011

拝啓、宇宙人さま

来週の10月11日火曜日に発売される「サンデー毎日」の巻頭グラビア5ページで、
PANORAMANが特集される。
さすがにメジャーな全国誌なら、宇宙人も見て頂けると思うので、
宇宙人の方々に向けて、簡単なメッセージも書かせていただいた。

6月の終わりに皇居東御苑に行ったのは、
向かいにある毎日新聞本社で打ち合わせをするためだった。
このブログ上で公開していたPANORAMANを見て、
巻頭グラビアに掲載したいという連絡を頂いたのである。
さすが日本で始めての週刊誌「サンデー毎日」
お目が高い。

子供の頃、年の離れた兄がいたおかげで実家には、
Whole Earth CatalogやMade in U.S.A.やポパイやブルータスの創刊号etc.が転がっていた。
やくざだらけで道路の舗装もままならない小倉生まれのはなたれ小僧だった私に、
この世界の広がりを教えてくれたのは、まぎれもなくそんな「雑誌」たちだった。
我が家には、ドラえもんはいなかったが、兄の部屋に転がっていた雑誌こそが、
自分にとっての「どこでもドア~」だった。

小学校の時に、小倉から別府あたりまで古い時計を集めるために自転車で走り回り、
場末の時計屋さんで修理上がりを受け取りにこなくて
溜まっている古時計を見せてくださいと言って、
動いてないようなフリをしてタダで貰い受けたり、
高校2年で、校則なんか無視して自動2輪の免許をとったりしたのも、
間違いなく脳みそに突き刺さった雑誌のページのせいである。

カメラマンになったのも、雑誌の中で
ときどき手が止まる写真たちとの出会いがあったせいなのかもしれない。

そんなわけで、あまり大きな声では言わないが
かなり雑誌大好きカメラマンなのである。

そんなカメラマンのネット上の写真を見て、
取引の無かった日本最初の週刊誌「サンデー毎日」が声をかけて頂いた事に、
時代の流れと、不思議な縁を感じた。



新聞テレビでは、報道できないような裏をとったえぐい情報も
週刊誌ではたくさん見ることが出来る。
おまけに「サンデー毎日」にはエロは一切無いので、
お子様達にも見ていただくことが出来る。

何気なくお子様の手に届くところに「PANORAMAN」のページを転がしておいて頂きたい。
こんな普通の週刊誌の、不思議なメッセージを添えた妙な写真たちを見て
今の子供達が何を思い、どう脳みそに入っていそうなのかお聞きしたいと思っている。

脱原発デモ919@R246     by Widelux F8